春を感じるのはお水取り?お彼岸?

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春を感じるのはお水取り?お彼岸?

2019/03/08

あなたは知っていますか?

お水取り?お彼岸?

こんにちは ばたやんです。

春がどんどん近づいてきていますね

よく言われる春の訪れには

お水取りが終わったら春やね!
暑さ寒さも彼岸まで!

と言われます。

ところでお水取りって?

奈良県にある東大寺二月堂で毎年行われています。正式名称は「修二会(しゅにえ)」というそうです。例年、3月1日から14日まで本行が行われ、終わるころには冬が明けていることから、春を告げる行事ともいわれる。奈良時代から続く伝統行事で、752年以来、途絶えたことがないそうです。

お水取りは、東大寺を開山した良弁(ろうべん)の高弟、実忠が始めたとされている。旧暦の時代は2月1日から実施されていたため、二月に修する法会「修二会」と名付けられた。二月堂の名もこれに由来するとのこと。

人々に代わって罪を懺悔(ざんげ)し、天下泰平や五穀豊穣を祈ることがこの行の主であるそうです。本行中、練行衆は毎夜高さ約6メートルの巨大松明(たいまつ)に火をともし、二月堂へ入り深夜まで祈りをささげる。そのときに唱えられるのが、独特な節回しの「声明(しょうみょう)」。だそうです。
練行衆がお堂入りしたあと、燃えさかる松明は舞台の欄干に掲げられるが、これがお水取りの中で最も有名な「おたいまつ」と呼ばれる場面。降り落ちる火の粉が無病息災をもたらすと言われていることから、たくさんの参拝客が集まる。本行のクライマックスは12日深夜。籠松明(かごたいまつ)がたかれ、練行衆は祈りの合間に、二月堂下にある若狭井(わかさい)に水をくみにいく。これがいわゆるお水取りの儀式だ。くみあげた水は「香水」と呼ばれ、本尊である十一面観音に供えられる。
また本行が終了した15日には、行事に使われた金襴(きんらん)の帽子を幼児にかぶせる儀式が行われ、これをかぶせてもらうと健やかな子が育つと言われていることから、子供連れが大勢二月堂を訪れる。

とてもご利益がありそうな行事ですね

機会があれば一度見にいきたいものですね。

春のお彼岸は3月の春分の日を中日として前後3日間の計7日間を期間とし、秋のお彼岸は9月の秋分の日を中日として前後3日間の計7日間を期間とします。

彼岸という言葉はもともと仏教の言葉であり、意味としては煩悩を脱した悟りの境地のことを指しています。
煩悩とは、心身を悩ませ、乱し、煩わせ、汚すすなわち悟りの境地を妨げるあらゆる精神作用のことです。さらに、三途の川をはさんで、我々が住んでいる世界を此岸、そして向こう側の仏様の世界を彼岸といいます。
つまりお彼岸とは、我々人間の迷いや苦しみの原因となる煩悩のない、悟りの境地に達した世界であり、極楽浄土のことを言います。

毎年九月のお彼岸時には暑さが、三月のお彼岸には寒さが和らぐいい時期なのでしょうね